社会人からでもゼロからでも、TOEICを上げることはできます。
しかし社会人が英語を始める場合、勉強時間が十分にとれないですよね。
限られた時間で、どんな勉強から始めればいいのかな?
- 社会人から、TOEICをゼロから勉強したい
- 学生時代の英語が不安、ちゃんと復習したい
- 社会人ならではの強みを活かしたい
- 時間がない中で、どう勉強するのか知りたい
この記事では↑これらお悩みを解決して、ゼロからTOEIC高得点をとるための情報をまとめています。
過去最高は910点です
初心者はまず、TOEIC600点を目指します。
- TOEIC600点は中級者レベルで、初心者がまず目指すべきスコア
- TOEIC600点は、履歴書に書けて新たなキャリア形成ができるおすすめスコア
※全くの英語初心者がTOEICを受けると、200~350点スコアになる。
私の実際の勉強法|ゼロからのTOEIC勉強の流れ
ゼロからTOEIC600点レベルまでの期間に注目してください。
私が社会人ゼロから英語を始めてレベルアップしていったタイムテーブルです↓
英語レベル | 実際に行った勉強法 | かかった期間 |
---|---|---|
ゼロから | 基礎英文法書を1冊終わらせる | |
↓ | 3ヶ月 | |
TOEIC500点レベル | 初級英文法書を進めながら軽いシャドーイング練習 | |
↓ | 3ヶ月 | |
TOEIC600点レベル | 初級英文法書を進めながら軽いシャドーイング練習 | |
↓ | 6ヶ月 | |
TOEIC700点レベル | 中級英文法書を進めながらシャドーイング練習 | |
↓ | 12ヶ月 | |
TOEIC800点レベル | 公式問題集を繰り返しながらシャドーイング練習 | |
↓ | 18ヶ月 | |
TOEIC900点レベル | 現在に至る |
600点レベルまでは早いんだね!
初心者ほど伸びが速くて、レベルが上がるほど期間は長くなるからね
ところで、実際の勉強法に書いてある”シャドーイング”ってなに?
英語を聞いて、聞こえたままを自分でも発音するリスニング練習法。
少々難しいが、そのぶん非常に効果が高い。
TOEICをゼロから始める場合の、一般的な勉強時間
↑こちらは、TOEIC各スコアごとに必要な勉強時間の目安です。
同じ100点アップでも、上級レベルだと1.5倍以上の時間が要るんだね
英語スキルは、初心者ほど伸びが早い。
具体的な勉強の流れ
社会人がゼロからTOEICを始める場合、こんな流れで進めていくことになります。↓
- 今の英語力を知る
- TOEICの形式を知る
- 基礎英文法、単語のやり直しをする
- 目標スコアを決める・計画を立てる
以降は↓の繰り返しでスコアを上げていきます。
- TOEIC問題の練習
- 新しい文法や単語を覚える
- TOEIC試験を受ける
実際にスコアを上げている人の例
私のXフォロワーさんも、半年で400点→760点に伸びました↓
時間のない社会人でらっしゃるのに、おめでとうございます!
目次です↓ 気になる項目をクリックするとジャンプできます。
※まず具体的な勉強法を知りたい場合は、STEP3までスキップしてください。
ゼロからTOEICを始める向き合い方|学生との違い
社会人は、英語との向き合い方を今までと変えないといけません。
学生のときとは環境が違うからです。
社会人と学生の最大の違い
社会人と学生では、勉強をする環境や心境が大きく違います。
社会人の場合 | 学生の場合 |
---|---|
勉強時間がとれない。休日も疲れている 学生のように教科書という指標がなく、教材選びに悩む | 勉強だけに集中すればいい 教科書に沿って進めればいい |
つまり、社会人は何から手を付ければいいのかわからないんです。
でも大丈夫。
『TOEICで600点を取る』ことをゴールと決めれば教材が定まり、必要な勉強に集中できます。
今の状態とゴールがハッキリさせれば計画が立てやすい。短期間で結果を出しやすい。
全部を一度に理解しなくていい|TOEICは全レベル帯向けの試験
TOEICは全200問を2時間で解く試験で、スコア別に初心者~上級者に分けられます。
- 10点~300点が初心者
- 400点~600点が初級~中級者
- 700点~が上級者
初心者や中級者が全ての問題を真剣に解いたら、頭がパンクします
リスニング?リーディング?英文法?単語?先読み?長文読解?…頭がヘンになる…
考えるべき要素が多すぎですね。混乱しちゃうのは当然です。
初心者は、初心者向けの問題だけ解ければいい。1分考えてわからない問題はスキップすべき。
当ブログから、情報をどんどん盗んでください
私も30歳から必死に勉強法を考えて、TOEIC900点、なんとか英語を話せるまでには伸ばせました。
遠回りもいっぱいしてきました…
30歳から英語を始めた私の成功体験や失敗談から、有益な情報だけをまとめたので、『今からでも英語を身につけるぞ』とゼロからTOEICを目指す方のお役に立てたら嬉しいです。
- TOEICのスコアが上がる仕組みがわかる
- 正しい教材の選び方がわかるので、お金と時間の節約ができる
- 具体的な勉強法がわかるので、今日から勉強を始められる
結論|TOEICは基礎を押さえるところからスタート! 伸びが早くなる!
ゼロからの初心者は、基礎の英文法書から始めるのがおすすめです。
TOEIC用に作られた教材の解説は、基礎知識がある前提で書かれていることがほとんどだからです。
いきなりTOEIC用の教材に手を出すと挫折するかもなんだね
英語をゼロから始めるのですから、当然基礎からやり直していくべきです。
基礎のやり直しをしよう|意外と細かい部分を理解できていない
たとえ中学英語をわかっているつもりでも、細かい文法が抜けていたりします。
その状態で進めると、『この解説どういう意味?』と詰まってしまい、TOEICに苦手意識を感じる原因になります。
私は『中学英語くらいならわかるよ』と初TOEICに臨み、見事に出鼻をくじかれました。
なので一度、基礎文法からやり直すとスムーズに進みます。
中級以上も含めた英文法全体を理解しなおす必要はなく、基礎と全体がぼんやりわかればTOEIC勉強に進んで大丈夫です。
広く浅く思い出す感じだね
TOEICをゼロから始めるなら、基礎からやり直すつもりで100点ずつ地道にスコアを上げていくのが一番の近道。
基礎をすっ飛ばすと、最後まで続かなくなる…
土台となる基礎を飛ばして先に進むと、必ずあとでボロが出ます。
基本を飛ばして進むと結局基礎に戻ってくるか、限界を感じて勉強をやめてしまうか、どちらかになります。
必ず一度、基礎英文法から見直しましょう。
主語と動詞の関係、be動詞、現在形、過去形、現在進行形、過去進行形、現在完了形、過去完了形、 比較級、最上級、受動態、品詞の理解、前置詞
社会人から始めるTOEIC |学生とは戦略が違う
学生の頃と比べると、20代以降は頭が固くなっていきます。
新しいことを覚えるのが難しくなるんだよね
じゃあ英語が苦手のまま社会人になったら、TOEIC高得点を諦めるしかないのかというと、もちろんそんなことはありません。
社会人なら社会人なりの戦い方があります。
社会人ならではの強みを活かせば、学生以上の効率を発揮できる。
頭の柔らかさはないけど 経験がある!
学生には無い、社会人の強みは”経験”です。
- スキルアップや勉強の重要性を、経験から知っている
- 正しい情報を見極める、判断力がある
- TOEICという目的がハッキリしている
社会人ならではの経験 ”勉強の重要性を知っている”
勉強してスキルや知識を身につけることは、キャリアアップに重要ですね。
人生の豊かさに直結します
収入に、ダイレクトに繋がります。
TOEICスコア別の求人 時給の違い
有名派遣会社のお仕事検索で、『関東 英語を使う仕事』で検索して300件調べた平均の数字です↓
求めるTOEICスコアと平均時給の相関表
900点 | 時給 2550 円 |
800点 | 時給 2389 円 |
750点 | 時給 1850 円 |
700点 | 時給 1838 円 |
600点 | 時給 1877 円 |
500点 | 時給 1725 円 |
↑600点を条件としているお仕事が圧倒的に多かったので、700点との逆転現象が起きていました。
TOEIC900点だと、月給の手取りが約50万円ですか…派遣なので賞与は無いにせよ、なかなかの数字です。
正社員の転職求人では、TOEICスコア600点を応募条件にしている企業も多いです。
人生を豊かにするキッカケ、TOEICにはキャリアアップの可能性が明らか。
TOEIC専用に、自分に合った教材選びができる
世の中にはTOEICの教材がたくさんあります。それら教材は、お値段も勉強法の質もさまざま。
その中から、自分に合った教材選びがしやすいのも社会人の大きな武器です。
ある程度年齢を重ねると、『自分がどのような人間なのか』がわかってきます。
これはとても大きな武器です。
- どんなことに価値を感じるか
- どんな時にやる気が起きるのか
- どんな生活習慣なのか
完全にではなくとも、人生を振り返ってみると”自分の性格”が見えてきます。
自分に合った教材で勉強すれば、初心者からでも効率的にTOEICスコアを上げられる。
サギみたいな教材に騙されるのだけは注意してね
勉強時間がとれない? そこがTOEIC教材のおしごと
社会人には、”頭が固くなっていること” 以外にもう1つ大問題がありますね
それは… ”勉強時間が取りにくいこと” これに悩む人は多いです。
でも大丈夫。あらゆるTOEIC教材がこの問題に取り組んでいます。
- いかに、短い勉強時間でスコアを上げるか
- いかに、スキマ時間の活用ができるサービスを提供するか
今まで社会人のためのいろんな教材に触れてきましたが、この2つを無視した教材はありませんでした。
なので、教材は安心して使ってほしいです
そ、そうなの?信じてもいいかな…
どの教材も、実績あるサービスを提供しています。
あとは、”その教材が自分の性格や生活スタイルに合うか合わないか”を判断するだけ。
【失敗談】独学はおすすめしない。時間がかかりすぎる
独学は、よほど時間に余裕がある場合以外はおすすめしません。
独学でも結局お金はかかってしまいますし、何より、早くスコアが上がればそれだけ早く次の行動がとれます。
これに気づかずに独学を選んじゃう人、かなり多いです。
※TOEIC一回の受験料は ¥7,810(2024年現在)
私は”TOEIC独学”という勉強法を選びました
結果、900点を取るまでに6年かかりました
そもそも、時間はお金よりも大事
時間が節約できれば、空いた時間に新しいことを始められます。
その新しいアクションが、更に大きなお金を生み出すキッカケになります。
資本主義社会に生きるかぎり、これは逃げられない真実。
だからこそ、時間を有効に使うための教材選びは慎重にしましょう。
TOIECスコアが上がる仕組み
どのようなステップでTOEICスコアが上がるのかを解説します。
これを知っていれば、レベルごとの課題がわかって初心者のうちから効果的な勉強ができます。
知っておいて欲しい TOEICスコアの仕組み
TOEIC200問のうち、初心者向けの問題から順に解けるようになると、スコアが順調に上がっていきます。
先ほど触れた通り、TOEICは初心者~上級者向けの問題がゴチャ混ぜだからです。
※TOEICはリスニング100問、リーディング100問、合計200問を2時間で解く試験です。
これだけだとわかりにくいので、例を出しますね
下の表はTOEICの公式問題集(公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1)のTEST1を私が独自に難易度分けした表です。
難易度が易しい順に★1~5の5段階で、問題数を数えてみました。
★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Listening | 10 | 22 | 26 | 21 | 21 | 100問 |
Reading | 9 | 19 | 26 | 26 | 20 | 100問 |
LR合計 | 19 | 41 | 52 | 47 | 41 | 200問 |
例えば、TOEICで500点を取りたかったら
例:TOEIC500点の正解率の目安
- ★1~2の問題から80%くらいを正解して
- ★3~5の問題のうち、24問くらいを正解する
↑これで、正解数が 100/200 になって 見事500点が取れます。
★3~5の問題は初心者にはほぼ解くことができませんが、今回の例では塗り絵でマグレ正解するぶんを計算に入れています。
マークシートをてきとーに塗ることを言います。約1/4の確率で正解できます。TOEICが公式に認めているテクニックでもあります。(受験のしおりに、”わからなくても何かしらマークするべきだ” と書かれている)
もちろん、見た目だけではその問題の難しさはわかりません。解いて初めてわかります。
問題のどこを見て正解にたどり着いているのか?
下の表は各問題に、正解を判断するポイントをコメントとして添えたものです。
例として、Part4から一部抜粋しました。
No | 難易度 | コメント |
---|---|---|
71 | ★2 | 至るところにヒントがあるが、冒頭の home furnishings で判別できれば完璧 |
72 | ★2 | 男性が address と2回言っていることから予想正解できる |
73 | ★3 | tomorrow に言及しているセリフを注意して聴いていれば正解できる |
74 | ★1 | 森問題 全体にヒントがあるうえ、pharmacy と2回言っている |
75 | ★4 | ran out が聴き取れないと正解できない |
76 | ★1 | front desk が聴き取れれば予想正解できる |
77 | ★2 | annual garden tour とハッキリ言っているので予想正解できる |
78 | ★3 | web site に言及しているセリフを注意して聴いていれば正解できる |
79 | ★2 | repair the fountain が聴き取れれば予想正解できる |
80 | ★2 | restaurant が聴き取れれば予想正解できる |
81 | ★4 | what problem ~?なので、I’m a bit concerned の後のセリフに集中していないと正解できない |
82 | ★5 | アナウンスの最後のほうで事情を説明している部分が理解できないと正解は難しい |
83 | ★1 | 森問題 アナウンス全体で Ms.McLane と言っていることから誰かの紹介であることは明らか |
84 | ★4 | economist, economic が聴き取れれば予想正解できる |
85 | ★5 | given expert advice を聴き逃すと正解できない難問 |
つまり?
例えばTOEIC500点を狙うのであれば、★3以上の内容を勉強する必要がないです。
★1~2レベルの基礎だけをしっかり勉強すれば、500点~600点は取れます。
わからない。難しいと感じた問題は塗り絵しよう。
そうすることで、★3以上の問題にムダな時間を使わない。
正しいスコアの伸ばし方とは、目標スコアと自分の実力に見合った勉強に集中すること。
背伸びして難しい英語を勉強する必要はないです。
目標スコア別の正解数
目標スコア別に必要な正解数の目安も書いておきます↓(塗り絵でのマグレ正解含む)
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | 合計 | |
500点 | 10割(41問) | 7割(32問) | 3割(15問) | 2割5分(12問) | 100問 | |
600点 | 10割(41問) | 9割(40問) | 5割(26問) | 2割5分(12問) | 119問 | |
700点 | 10割(41問) | 9割(40問) | 7割(36問) | 4割(24問) | 141問 | |
800点 | 10割(41問) | 10割(47問) | 8割(41問) | 6割(24問) | 2割5分(4問) | 157問 |
900点 | 10割(41問) | 10割(47問) | 9割(46問) | 8割(32問) | 5割(10問) | 176問 |
↑例えば、全200問中の易しい問題から順に合計100問正解すれば、500点が取れる。
スコアも正解数も、あくまで目安として参考にしてください。
つまりつまり?
難易度の低い問題から確実にとれるようになることが、正しいTOEICの勉強法です。
初心者や中級者のうちから、最高難度★5の問題まで解こうと考えてはだめ。
見た目だけで難しさはわからないが、そういうものだと頭で理解しておくことが大事。
TOEICで「解答に迷ったら塗り絵してさっさと次にいったほうがいい」とよく言われるのはこれが理由
今のTOEICスコアを知ろう
まずは今現在TOEIC何点取れるのかを把握してみましょう。
今の実力を知ることで、今後の学習計画が立てやすくなります。
↓5分で予想スコアが測定できる無料アプリです。
LINEアカウントやGoogleアカウントで簡単に登録でき、即スコア診断できます。
ゼロからの人がまずやるべきこと|英語の基礎を知ろう
ゼロからTOEICを始める際にまず始めるべきは、基礎のやり直しです。
基礎を軸に、応用的な知識が見についていくからです。
※A~Zまでのアルファベットが書けることを前提として解説します。
英語の基礎とは、単語と文法
英語の基礎は2つの軸があります。
- 英文法
- 英単語
この2つを軸に勉強を進めていき、少し慣れてきたらリスニングの練習も取り入れていきます。
英文法の始め方
英文法に関しては、簡単な英文法書を一冊終わらせるといいです。
私もまずは、約半年かけて文法書を通しでやり終えました。一冊終わったころには600点レベルに上がっていました
私が知る中で、最もかんたんに英文法の基礎が学べる本は『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』です。
イラストつきでわかりやすく基礎だけを学べます。
『中学英語を~』なら、1ヶ月もあれば基礎をマスターできます。
私が使った本よりも、基礎的な内容です
実際に手にとって『中学英語を~』の使い方をレビューしました。参考にしてください。
英単語の始め方
英単語については、文法を勉強しながら並行して覚えるといいです。
特にTOEICに特化した単語を、出やすい順に覚えるのがおすすめなので、『金のフレーズ』か『銀のフレーズ』がおすすめです。
金のフレーズは、初級者用の単語帳。990点までのTOEIC単語が覚えられる。
銀のフレーズは、超初心者用の単語帳。
TOEICでよく使われる単語の中から、学生時代に見たことがあるような、易しい単語から徐々に覚えることができます。
銀のフレーズはあくまで入門編なので、上級単語は載っていません。
最終的に700点以上を狙っていきたい方は、TOEIC頻出単語が広く覚えられる『金のフレーズ』のほうがコスパは良いです。
基礎を終えたら、TOEIC試験になれていく
英文法も英単語も、基礎の見直しができたら充分。
次はTOEICの問題に取り組み、実践練習で伸ばしていきましょう。
TOEICという試験形式に慣れていくことで、スコアは上がりやすくなります。
完璧にせずとも、基礎中の基礎を覚えたらTOEIC中心の勉強を始める。
TOEIC問題集で練習を始めよう
使用するTOEIC問題集は大きく分けて2種類あります。
- 書店などで購入する紙の問題集
- TOEIC学習用スマホアプリ
どちらにもメリット・デメリットがあります。
紙の問題集の特徴 | アプリの特徴 |
---|---|
紙とペンで本番と同じ感覚 持ち運びにくい 問題数が少ない 買い切り | TOEIC本番とは違う画面操作 スマホでもパソコンでも利用できる 問題数が多く、音声学習もできる 月額料金がかかる |
ご自身の環境によってどちらか選んでもいいですし、両方を場面によって使い分けてもいいです。
特にアプリは、外出先のちょっとしたスキマ時間に勉強ができる強みがあります。
どちらを選ぶにしても、Part1とPart5の基礎的な問題から練習を始めます。
TOEIC初心者の、リスニングの始め方
英文法と英単語をある程度覚えたら、TOEICの勉強をしながらリスニングにも慣れていきます。
TOEICのリスニングはスコアが取りやすいですが、成果が出るまでが長くて挫折しやすいです。
そのために、シャドーイング練習を取り入れて少しずつ聞き取りスキルを上げます。
英語を聞いて、聞こえたままを自分でも発音するリスニング練習法。
少々難しいが、そのぶん非常に効果が高い。
シャドーイング音声には、スマホアプリを使うか、You Tubeなどで好きな動画を探して練習します。
私は初心者のとき、海外ドラマを使ってました
毎日5分でもいいので慣れていくと、リスニングが徐々に聞き取れるようになり、後に大きな成果がでます。
TOEICのためのシャドーイングのやり方も別にまとめました。
リスニング満点が取れたおすすめの練習法なので、取り入れてください。
学習計画を立てよう|100スコアずつ確実に上げていく
学習計画を立ててから勉強を始めることで、途中で挫折しにくくなります。
ゼロから始める社会人が、まず目指すべきは500点です。
500点は、基礎を覚えるだけで簡単に取れるからです。
初心者(スタート地点)を300点として、、、
- 400点台が取れたら、次は500点を目標に
- 500点台が取れたら、次は600点を目標に
と、最低でも600点に届くように勉強を進めていきます。
600点取らないと転職で有利にならないもんね
早速 目標を決めて勉強を始めよう
TOEIC600点は、努力とコスパのバランスが良いです。
割と楽に取れる & 評価もされるから
500点の勉強を延長していくと、600点に届きます。
TOEICの勉強法をネットで調べると、無数に情報が見つかりますが、基礎の重要性さえ知っていれば、どんなスコアも敵ではありません
【まとめ】ゼロからTOEICを始めるなら基礎から!|段階的に進めれば高得点も見えてくる
まずは基礎英文法書を一冊終わらせましょう。
それだけで、TOEICのために何が必要かが見えてきます。
ほとんどの人がつまずくリスニングですが、シャドーイングを少しずつ始めれば3ヶ月後には大きな成果として表れます。
まずは半年を目安に600点を目指しましょう。
新しいキャリアを築く第一歩だね
TOEICスコア向上をお祈りしています。
当ブログでは、初心者の様々な悩みを解決しています。他の記事も見ていってください。
おまけ:特定の人だけに有効な、英語スキルアップ法
個人的におすすめだけど、誰にでも勧められるわけではないTOEIC勉強法を2つ紹介します。
続けられるか心配な人は、コーチングを利用するのもおすすめ
TOEICスコアを上げるコーチングサービスは、勉強の継続が不安な人に特におすすめです。
こんな人におすすめ
- 勉強が続かなかった経験がある
- 最短で結果を出したい
- 時間をお金で買ってもいいと思っている
人間は ”現状を維持しよう” という無意識が働きます。たとえマイナスであってもです。
つまり新しくTOEICの勉強を始めようとしても、その後の生活の変化やキャリアの変化を恐れて、無意識に手抜きをしてしまうんです。
そもそも行動をしなくなる。。。割と有名な話ですね…
- 2人3脚で目標を追うので、行動せざるをえなくなる
- プロが常にあなたに合った勉強法を提案してくれる
この2つのメリットのおかげで、最短で確実に結果を出したい人に向いています。
ただし、コーチの時間をお金で買うことになるので、料金は高くなります。
お財布と相談して決めることになります。
もしも 現在30歳以下なら、ワーホリ留学の最後のチャンス
留学を活用すれば、英語力ゼロからでも短期間でTOEICスコアを伸ばすことができます。
こんな人におすすめ
- 未婚である
- 人生を大きく変えたい
- 転職をしようと考えている
私は30歳英語力ゼロで、カナダにワーホリに行きました。
最長1年間海外で勉強したり、働くことができたりする特別な留学制度です。30歳までという年齢制限があります。
自己紹介でも書いた通り、当時は英語力ゼロ。
ロクなキャリアも無くて不安でした。
ただ『環境を大きく変えないと、自分は行動しない』と自覚があったので、思い切って留学エージェントに相談に行きました。
『留学したから英語力が上がる』という単純なものではありませんが、『参考書で学んだ英語をすぐにアウトプットできる』という利点があります。
何より、『自分を成長させることに全ての時間を費やしていい』
という、まるで学生時代の再来のような体験ができます。
TOEICスコアも上がるし、一生に一度の貴重な体験ができるワーホリ
そんな選択肢もあるので、是非検討してみてください
心からオススメします。
おまけ2:TOEICテストとは?|特徴と出題形式を知る
TOEIC試験は、英語を…
- 聴きとる能力を測る”リスニングセクション”100問
- 読み取る能力を測る”リーディングセクション”100問
合計200問を2時間で解く試験です。
試験結果は合格、不合格ではなく、10点~990点のスコアで算出されます。
- リスニングの満点は495点
- リーディングの満点も495点
5点刻みで計算され、合わせて990点満点です。
TOEICスコアと言えば、この2つのセクションの合計値のことを言います。
スコアの目安として
初心者 | 10~295点 |
初級者 | 300~495点 |
中級者 | 500~695点 |
上級者 | 700点~ |
といった具合でレベル分けできます。
TOEICは全7パート
TOEIC試験は…
- パート1~4が “聞く” リスニングセクション(45分)
- パート5~7が “読む” リーディングセクション(75分)
になります。
●リスニングセクション
Part1 | 全6問 | ・写真を見て、正しい説明を選ぶパート |
---|---|---|
Part2 | 全25問 | ・質問に対して、正しい返答を選ぶパート |
Part3 | 全39問 | ・2~3人の会話を聞いて、3つの設問に答えるパート |
Part4 | 全30問 | ・1人のアナウンスを聞いて、3つの設問に答えるパート |
●リーディングセクション
Part5 | 全30問 | ・短い英文の空欄を埋めるパート。文法知識が問われる。 |
---|---|---|
Part6 | 全16問 | ・長い英文記事の空欄を埋めるパート。文法や文脈の理解が問われる。 |
Part7 | 全54問 | ・長文記事を読んで、正しい説明を選ぶパート |
TOEICの問題用紙に書き込みはできない
本番では、問題用紙への書き込みは禁止されています。
筆記用具を使うのは解答用紙に対してだけ。
さらに問題用紙は回収されるので、答え合わせはできません。
スコア通知にも詳細は書いていないなので、どの問題を間違えたかはわかりません。
TOEIC試験の時間配分
リスニングセクションは、会場で流すアナウンスに従って解き進めることになります。
つまり初心者も上級者も、最初の45分間はリスニングセクションに費やします。
続くリーディングセクションでは、どこまで解けるかは各受験者の解くスピードに左右されます。