TOEICのリスニングが聞き取れない…。それだけで『自分には無理かもしれない』と不安になっていませんか?
大丈夫!みんな最初は“聞き取れない”から始まるものです。
それでも、TOEIC高得点を取っている人がたくさんいるのは、“確かに聞き取れる勉強法がある”からです。
安心してください、正しい方法で進めれば、英語を聞き取ることができます。
聞き取れないということは、困難に向かってチャレンジしている証拠。
つまり、あなたは今確実に前に進んでいます。
そうなの?全然聞き取れなくてお手上げなんだよね…
この記事では、私がリスニングスコア130点から495点満点を取るまでに実践した勉強法を、初心者から上級者までのレベル別にわかりやすく解説します。
今日からでも実践できる内容をぎゅっと詰め込みましたので、ぜひ参考にして、『リスニングが聞き取れる喜び』を、あなたも体験してください!
私も、30歳で英語を始めたときは全く聞き取れませんでした。
アナウンスがまるで呪文のようで、頭が混乱状態でした…
それでも、勉強法を試行錯誤してやっとひとつの正解にたどり着けました。
そんな方法を共有します。
“聞き取れない”の正体はコレ|原因を知って対策を見出す!
TOEICのリスニングが「聞き取れない」と感じる原因を知ることは、効果的な対策を立てる第一歩です。
英語が聞き取れないのには、音や速度、言語構造の違いなど、いくつかの共通する理由があります。
「聞き取れない」の正体を知れば、対策が見えてきますよ!
- ネイティブは、英語を崩して発音している
- 日本語に無い音が多く含まれている
- 英語を英語のまま理解できない|速さについていけない
- “TOEICが聞き取れない” と ”英語が聞き取れない”は、微妙に違う
「聞き取れない」の原因をひとつずつ分析して、改善する方法を見ていきましょう。
ネイティブは、英語を崩して発音している
TOEICのリスニングで聞き取れない最大の理由のひとつが、ネイティブスピーカーの発音の特徴です。
ネイティブは早口言葉をしているわけではなく、言いやすいように、単語を単独で発音せず、つながりや省略、リンキングと呼ばれる現象を頻繁に使っています。
- 音がつながって聞こえる(リンキング)
- 一部の音が省略される(リダクション)
- イントネーションやリズムの違い
例えば、「What do you want to do?」は、文字通りに発音せずに「ワダヤワナドゥ」のように崩しています。
これは、発音や音のつながり方によるもので、最初は慣れるのが難しいポイントです。
私たち日本人も自然とやってるよね
うん。文字通り「おはようございます」って言ってる人って小ないよね。
「はよざいまー」って言ってる。これは、崩し方に慣れちゃってるから聞き取れるんだ。
まずは基礎的なネイティブ発音の崩し方に慣れることから始めましょう。
これには、繰り返しのシャドーイング練習が超有効です。
日本語に無い音が多く含まれている
英語には、日本語には存在しない音が多く含まれています。この違いが聞き取れない原因のひとつです。
特に、母音と子音の組み合わせや、RやLの発音、またTHの音は日本語の発音体系にはないため、苦手に感じやすい部分です。
- RとLの区別がつきにくい
- THの発音に慣れていない
- 母音の種類が多く、音の幅が広い
- 日本語にはない子音の連続
例えば、「right」と「light」の違いを聞き取るには、RとLの音を意識して聞き分ける練習が必要です。
それと、英語の「a」の音は、日本語の「あ」とは微妙に異なります。例えば、次のような例があります。
- cat の「a」 → 「あ」と「え」の中間の音(/æ/)。
- about の「a」 → 力の抜けた「ア」(/ə/)。リラックスした状態で、はっきり発音しません。
- father の「a」 → 深い「ア」(/ɑ/)。口をしっかり開けて、奥で響かせます。
日本語の「あ」の感覚で英語を聞くと、これらの音の違いを聞き取れないことがあります。この違いを知らないと、『聞き取れない』が起きてしまいます。
知らなかったよ。難しいなー
この英語独自の音を練習する場合も、シャドーイングなど自分で発音するトレーニングが有効です。
日本語に無い音に慣れるのは時間がかかりますが、焦らず継続することが大切です。
英語を英語のまま理解できない|速さについていけない
英語を聞き取れない原因の一つが、「英語を英語のまま理解できていない」です。
TOEICのアナウンスを日本語に訳しているうちに、次のフレーズが来てしまう。
いつもそんな感じ!
- 英語を日本語に置き換えている
- ネイティブのスピードについていけない
- 長くなると理解が追いつかない
例えば、英語を聞いて即座に意味がわかれば、TOEICリスニングに困ることはないでしょう。
でも、私たちはトレーニングなしでは、速い英語に追いつくことはできません。
これは、音を聞いてから、いったん自分の知識の中から日本語訳を探し出して、その後に意味を理解しようとしているからです。
つまり、セリフを聞きながら、同時に意味理解ができるようになれば、聞き取れる。
それが難しいんだって…
これは、短いフレーズを繰り返し聞いて、自分で発音する練習をすると解決します。
英語が聞き取れるようになる練習を体験してみよう。ここをクリックで開く
例えば、TOEIC part3でよく使われる”とあるフレーズ”、なんと言ってるでしょうか?
聞いてみてください。
※▶再生ボタンクリックで再生。
最初は全く聞き取れないですが、このフレーズを0.7倍速にして繰り返し聴いてみましょう↓
次に、スクリプトを確認してみましょう。
こんなセリフを言っています↓
Please let me know if you have any questions.
(何か質問があれば、お知らせください。)
このスクリプトを見ながら、0.7倍速を繰り返し再生してみましょう。
あ、聞き取れてきたかも…
じゃあ、1.0倍速にしてもう一度聞いてみよう
スクリプトは見ないでね
最初より、聞き取れるようになっているはずです。
このように、聞き取れるフレーズを一つずつ地道に増やしていくことで、いずれ全体が聞き取れるようになります。
いきなり全部を聞き取るのは無理。聞き取れるフレーズを一つずつ増やしていくのがリスニングの勉強法。
地道な作業だが、確実で唯一の方法。
“TOEICが聞き取れない” と ”英語が聞き取れない”は、微妙に違う
「TOEICのリスニングが聞き取れない」と「英語そのものが聞き取れない」には、微妙な違いがあります。
映画や、ニュースの英語が聞き取れないからといって、ガッカリする必要はありません。
TOEICのアナウンスは、あくまで勉強用なので、文法が正確だったり、聞き取りやすかったりといった特徴があります。
- TOEICはあくまで試験用の堅い英語
- 実際の日常英会話とは少し違うフレーズ
- 学習者のための、補助輪的な役割がTOEIC
映画やニュースは、当然英語が聞き取れるネイティブ向けなので、私たち英語学習者にとってはハードルが高いんです。
まずは、TOEICのアナウンスを聞き取れるようになってから、ニュースなどの英語にチャレンジするのが正しい流れです。
TOEICでさえ簡単な英語なんだね…
自信なくなってきたよ
大丈夫。
まずはTOEICのアナウンスが聞き取れればいいよ。
最初の一歩が一番難しいんだから。
TOEICの英語が聞き取れれば、ニュースの英語も徐々に聞き取れるようになる。
ニュースや映画の英語が聞き取れないのは、今は当然。
TOEICリスニングに必要な 3つのスキル
TOEICリスニングを聞き取るには、スコアにつながる部分を重点的に鍛えるのが重要です。
各Partに必要なスキルを理解すれば、効率的にスコアアップが可能です。
TOEICリスニングで優先すべきは、以下の「3つのスキル」です!
- 特に動詞と名詞を聞き取るスキル
- 5W1H疑問文を聞き取るスキル
- 素早く問題を先読みする、リーディングスキル
次のセクションでは、それぞれのスキルについて詳しく解説していきます。
動詞と名詞を聞き取るスキルで、Part1を攻略
Part1は、特に動詞と名詞に集中して聞き取ることで正解ができます。
- Part1の正解ヒントは、ほぼ動詞か名詞
- アナウンスはシンプル
- 現在進行形と受動態を知っていれば完璧
Part1は、動詞と名詞の組み合わせが写真と合っている選択肢が正解になります。
例:
- Files are arranged on the shelf.
- A man is standing near a desk.
- A man is reading a book.
- A monitor is placed on the floor.
こんな問題だったとします。
全ての選択肢の名詞(主語部分)は全て写真に写っていますが、正解以外の選択肢は、その後の動詞が噛み合っていません。
- ファイルが棚に並べられている
- 男性が、デスクの近くに立っている
- 男性が、本を読んでいる
- モニターが床に置かれている
この中で、名詞と動詞が写真と噛み合っているのは、1の ”Files are arranged on the shelf.” だけですね。
このように、動詞と名詞さえ聞き取れれば、Part1は正解できます。
ちなみに、Part2以降でも、動詞と名詞が正解のヒントになることが多いので、Part1でのスキルはリスニングセクション全体で活きます。
リスニングでスコアを上げるなら、動詞と名詞、そしてその発音から優先して覚えよう。
Part1で順調なスタートをきれて、リスニング全体のスコアアップにも繋がる。
5W1H疑問文を聞き取るスキルがあれば、Part2の半分正解できる
Part2では、”What” ”Why” ”How”などの5W1H疑問文の冒頭を聞き取るスキルが最重要になります。
ほとんどの問題が、冒頭さえ聞き取れれば解けるからです。
冒頭が聞き取れれば、その後が聞き取れなくてもほぼ正解できます
- Part2の1/4は、5W1Hの疑問文
- さらに1/4は、”Do you ~?”や ”Would you ~ ?”の疑問文
- 冒頭さえ聞き取れれば、選択肢を絞って正解できる
- 残りの半分は、意味を理解しないと解けない
例えば、Where can I find the file? (ファイルはどこにありますか?)という問題だった場合、It’s on my desk. (私のデスクの上にあります)など、場所を説明している選択肢が正解になります。
また、”Do you ~?”や ”Would you ~ ?” で始まる問題は、ほとんどが Yes か Noで答えている選択肢が正解になります。
これだけでも押さえれば、約半分が正解できます。
残りの半分は、純粋にリスニング力が要るんだけどね。
まずは、冒頭だけは絶対に聞き取る構えで、半分を確実に正解できるようにすること。
そうすれば、残りの半分を聞き取るための基礎リスニング力が身につく。
なるほど、いきなり全部を聞き取ろうとするから、大変なんだね。
レベルアップの順番が大事なんだ。
素早く問題を先読みする、リーディングスキル
TOEICリスニングでスコアを上げるために、リーディングスキルも重要な役割を果たします。
リスニングPart3と4に必要なテクニックに、”問題の先読み”があるからです。
Part 3&4で、アナウンスが始まる前の約14秒間に設問文3つを予め読んでおき、アナウンスを聞く準備をしておくテクニックのこと。
- 先読みをすると、アナウンスに集中できる
- 先読みでは、速く読むスキルが活きる
- 速読力向上で、リスニングを素早く理解するスキルも上がる
Part3と4のアナウンスを聞き取るには、設問文を予め読んで、解答のヒントとなる部分を把握していないといけません。
聞きながら読むのは、日本語ですら難しいからね
だから、先読みをして、アナウンス中は”聞く”に集中するといいんだね
聞き取るためには、リーディングのスキルも必要。
リスニングとリーディングは、どちらも基礎的な英語スキルが活きる。
次のセクションでは、ここで解説したスキルを向上させつつ、「聞き取れない」を「聞き取れる」に変えるための具体的な勉強法をレベル別に解説していきます!
”聞き取れない”を”聞き取れる”に変える、唯一の勉強法
TOEICリスニングで聞き取れるようになるには、自分のスコアレベルに合わせた効果的な勉強法を取り入れることが重要です。
ただし、初心者も上級者も、『もう少しで聞き取れそうなレベルの英語を、繰り返し聞いて声に出す』が唯一の練習法。
そうして、聞き取れるフレーズを一つずつ増やしていくことがリスニングの本質です。
レベルが上がっても、やるべきことの基本はかわらない
- スコア300点レベル|初心者の勉強法
- スコア500点レベル|中級者の勉強法
- スコア700点レベル|上級者の勉強法
スコアレベル別に、具体的な勉強法を詳しく解説します。
スコア300点レベル|初心者の勉強法
300点レベルの初心者は、まず英語の基礎を覚えます。
まずは、TOEICリスニングに必要な最低限の英文法を覚えてから、短い英語で発音練習します。
- 中学ていどの英文法で十分
- 日常的な短いフレーズから練習していく
- 発音を聞いて、実際に声に出すのが大事
初心者は英文法を覚えてから、短いフレーズを繰り返し声に出して聞き取れるようにするのが正しい順番です。
例えば、TOEIC Part1と2のアナウンスが丁度いいレベルです。
確かに、Part1と2って短い英語だよね
前項で解説したように、動詞と名詞、5W1H疑問文に特に集中して練習すると、TOEICスコアも上がりやすいです。
TOEIC L&R 公式問題集の付属音声で練習するのが、一番お手軽です。
もしくは、スタディサプリ ENGLISH
アプリなら、外出先のちょっとしたスキマ時間に練習もできます。
スタディサプリTOEICの使い方、効率的な勉強法をまとめました。初心者向けのアプリなので、参考にしてください。
スコア500点レベル|中級者の勉強法
500点レベルの中級者は、Part3と4のような長い英語を聞き取る練習をしていきます。
初心者の内容に加えて、総合的なリスニング力を上げるためのシャドーイング練習を取り入れていきます。
英語を聞いて、聞こえたままを自分でも発音するリスニング練習法。
少々難しいが、そのぶん非常に効果が高い。
練習に使う英語が長くなったり、応用的なフレーズを覚えたりするだけで、初心者とやることは変わらないよ。
- 会話や、長めの英語で練習する
- 聞き取れるまで、毎日繰り返し発音の練習
- シャドーイングを本格的に取り入れる
シャドーイング練習の際は、専用アプリを使うと、短期間で効果的に上がります。
TOEICリスニングのためのシャドーイングについてまとめました。リスニング力が劇的に上がるアプリも紹介しているので、参考にしてください。
また、英語のハノンという参考書も、中級レベルの人に効果的なリスニング練習ができるのでおすすめです。
スコア700点レベル|上級者の勉強法
上級者は、先読みの速読力とリスニング力の両方を鍛えていきます。
800点以上を狙う場合、リスニングで引っかかることなく、スムーズに解く必要があるからです。
”シャドーイング”が最も効率的に、その両方を鍛えることができる。
- 読む速さを鍛えて、先読みに慣れる
- シャドーイングで、聞き取れるフレーズを増やす
- シャドーイングで、ネイティブの速さに追いつく練習をする
シャドーイングって、いろんな効果があるんだね。
また、TOEIC公式問題集を2時間を測って解いて、時間配分の感覚を体におぼえさせます。
これで、TOEIC問題のクセに慣れながら、シャドーイングの効果でリスニング力もリーディング力も上がるので、TOEICスコアがどんどん上がっていきます。
シャドーイングでは、ネイティブ英語の速さに追いつく意識が、総合的な英語力を向上させてくれます。
あなたに合ったシャドーイングツールで、耳を鍛えましょう!
シャドーイングって本当に効果があるの?と思われるかもしれませんが、私自身、シャドーイングだけでTOEICスコアを100上げた経験があります。
それと、あらゆる研究者がその効果について論文を公開しています。
参考文献:リスニング力向上におけるシャドーイングの効果について
↑神戸市外国語大学の教授が、シャドーイングの効果を実験した文献です。初心者ほど、効果が高かったという結果でした。
中、上級者になったらシャドーイングで一気にレベルアップができる。
結果的に自分に合わない練習法だったとしても、一度は試してみるべき。
次のセクションでは、TOEICリスニングのPart別のコツや対策について詳しく解説していきます。
TOEIC リスニング Part別のコツ、対策
TOEICリスニングは、Part 1からPart 4までで構成されています。それぞれのセクションに特徴があり、効果的な対策を行うことで得点アップが可能です。
各Partのポイントを押さえ、効率よくスコアを伸ばす方法を紹介します。
TOEICリスニングは、Partごとの解き方を覚えると楽ちん!
Part1のおすすめ対策
Part 1の問題形式 | 写真を見て、正しく表現した選択肢を選ぶ |
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問題数 | 6問 |
Part 1は写真描写問題で、リスニングの中で最もシンプルな形式です。
しかし、選択肢が紛らわしいため、正確に聞き取る力が求められます。
特に、人物の動きや、背景の位置関係が問われることが多いよ。
- 写真に写る人物や物を細かく観察する
- 動作や位置関係を意識する
- 頻出フレーズ(例:sitting on a chair)を覚える
- 名詞と動詞がとにかく大事!
例えば、不正解の選択肢は、動詞か名詞のどちらかが写真と違っていることが多いです。
写真をよく観察し、名詞と動詞の組み合わせが正しいものを見極めましょう。
また、Part1で出やすい単語は決まっています。それらに集中して覚えることで、スコアは安定します。
Part1の対策を詳しくまとめました。参考にしてください。
Part2のおすすめ対策
Part 2の問題形式 | 短いセリフに対しての、自然な応答を選ぶ問題 |
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問題数 | 25問 |
Part 2は応答問題で、短いセリフや質問に対して適切な応答を選ぶ形式です。TOEICリスニングの中で唯一3択から選ぶPartなので、消去法が有効です。
消去法でも、一つに絞れないよ…
確実に違う選択肢が一つだとしても、正解率を 33%から 50%に上げることができるよ。
このPartでは、『質問文の冒頭だけは絶対に聞き取る』これができれば半分を正解できます。
そして、それができるようになれば、残りの半分をしっかり聞き取るリスニング力の土台ができます。
- 質問文の冒頭だけは聞き逃さない練習から始める
- 消去法を活用して、正解率を少しでも上げる
- 初心者はひねくれた問題は無視!
例えば、「Where are the documents?(書類はどこにありますか?)」という質問には、「They’re on my desk(それは私の机の上です)」のような適切な応答を選べるよう練習しましょう。
これがひねくれた問題だった場合は、「Albert might know about it.」(Albertなら多分知ってるよ)という選択肢が正解になります。
つまり、「知らないよ」「他の誰かに聞いて」といった選択肢があったら、それを選べばだいたい正解。
何か聞かれたら、知らないって返答しとけば意味は通じるもんね…
Part2の対策を詳しく解説しました。参考にしてください。
Part3&4のおすすめ対策
Part3&4の問題形式 | 長めのアナウンスを聞いて、3つの設問に答える |
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問題数 | 39問、30問 |
Part 3とPart 4は、問題形式は同じです。違いは、会話の人数と問題数だけ。
対策は、リスニング力を上げるしかないガチ真っ向勝負です。
うわぁ、苦手だ…
細かいコツはありますが、基本的にはアナウンスを聞き取れなければ正解できません。
- 設問を先読みして聞き取るポイントを絞っておく
- アナウンス中は、聞き取りに集中する
- 設問が切り替わったら、頭をリセットして次の設問に集中する
- 大丈夫。聞き取るための対策はあります。
Part 3&4では、問題パターンの慣れとリスニング力が勝負のカギになります。
シャドーイングで普段からリスニング力を上げて、TOEIC練習問題でパターンに慣れていく対策が有効です。
先読みの練習をしていると気づくと思いますが、設問の種類はほとんど決まっています。
- この会話は、”どこで”されたものでしょう?
- この会話は、”何について”話されていますか?
- この会社では、先月”どんな変化”があったでしょう?
- この男性は、”何を”するよう求められていますか?
- この女性は、次に”どんな行動を”すると考えられるでしょう?
- このセリフは、”どんな意図”があっての発言でしょう?
つまり、練習を積み重ねることで、パターンを覚えてしまえるので、どんどん効率的に先読みができるようになります。
先読み練習とリスニング強化を徹底すれば、スコアは上がっていく!
場所を選ばず練習できる、シャドーイングアプリを活用しよう。
Part3&4 の対策をまとめました。先読みのコツや、私が満点を取ったときの裏ワザも解説しているので、参考にしてください。
【結論】聞いて発音する練習で、リスニングは聞き取れる!ツールを有効活用しよう!
TOEICリスニングの「聞き取れない」を「聞き取れる」に変えるためには、英語を聞いて発音する繰り返し練習が有効です。
そして、シャドーイングツールを活用すると、効率的にスコアを伸ばせます。
リスニング力アップの秘訣は「シャドーイング」と「毎日の継続」です!
- 毎日コツコツとシャドーイング練習
- 公式問題集で、試験形式に慣れる
- アプリとリスニング勉強の相性はバツグン
例えば、シャドーイングアプリは、実際に口に出さなくても口パクでも効果があります。
私は外出中に片耳だけイヤフォンを付けて、マスクの中でシャドーイングしています。
両耳を塞ぐと危ないからね。
また、初心者は英文法の理解から始めましょう。TOEIC試験は基礎を知っている前提の問題が多いからです。
リスニングを聞き取るには時間が必要。3ヶ月続けると効果がわかる
リスニングは、始めてから3ヶ月しないと効果が感じられません。
実際に私も、そう言われて半信半疑のまま勉強し続けました。
しかし確かに、3ヶ月経ったころから、少しずつ聞き取れるになっていきました。
本当に少しずつでしたが、でも確実に!
日々の積み重ねが大きな成果に繋がります。決してあきらめず、少しずつ実践していきましょう。
初心者の方ならまずは、基礎的な英文法を。
中上級者なら、シャドーイングができるツールを選んで無料体験を試してみるといいでしょう。
無料体験で合わなければ退会すればいいので、リスクゼロです。