TOEICのPart3&4になると、なぜか全然聞き取れない。
問題を読んでいる間にアナウンスを聞き逃して、かといって、集中しても聞き取れなくて…
結局塗り絵して次へ進む。

で、次も焦っちゃう。
そんな経験ばっかりだよ…
私は、TOEIC6~700点の頃はまさにその状態でした。
Part1&2はなんとか正解できるのに、Part3&4はまるで別の試験。



問題を解くどころじゃなかったです。
でも、リスニング満点を取った今なら理由がわかります。Part3と4でスコアを伸ばすには…
- 聞き取る「英語耳」を鍛える
- TOEIC特有の形式に「慣れる」
この2つのスキルと、それらの勉強の順番が大事でした。



闇雲に勉強してもだめ。しっかり分けて勉強すると、理解が一気に進みます。
この記事では、「TOEIC Part3と4が難しい理由」と、「具体的な勉強法」を誰にでもわかりやすく解説します。



なんで今まで解けなかったのか、わかるんだね…
効率よく、最短の努力でスコアアップしたい方は、ぜひ読み進めてください。


TOEIC Part3&4は、2つの軸で勉強するとスコアが超上がる


TOEICリスニング、特にPart3&4でスコアを上げるには、
- 『英語を聞き取る練習』
- 『TOEIC形式に慣れる練習』
この2つの軸に分けて勉強する必要があります。



片方だけだと、真の力が発揮できません。
Part3&4が特に難しいと感じる理由はこれなんです。
なぜ“聞き取る勉強”と“TOEIC対策”が別なのか
TOEICPart3&4には、『聞き取りながら考える』という複雑な思考が要るので、TOEICに慣れる対策も必要なんです。
つまり、TOEIC特有のクセを知ることで、考える量を軽減できたり、聞き取る部分を絞れるんです。



リスニングって考えることが多くて頭パンクしちゃうけど、慣れでマシにできるんだね。
実際に私は、留学直後の基礎的なリスニング力だけがある状態では、リスニングスコアはあまり取れず(330点)、TOEIC用の練習問題で慣れたら、一気に410点を超えました。
リスニングスコアを上げるには、聞き取りスキルとTOEIC形式への理解が不可欠。
この意識があれば、初心者からでも高得点を狙える。



2つのスキルの相乗効果で、一気にコツを掴めるんだよ。
まずは聞き取り対策を!”慣れ”は試験直前になってからが効果的
2つの勉強軸の順番ですが、まずPart3&4の英語が一部でも聞き取れなければスタート地点に立てません。
なので、まずは聞き取りを進めて、TOEIC試験1ヶ月~2週間前になったら、公式問題集やTOEICアプリなど、リスニング力と慣れの部分を融合させてスコアに昇華させるのが最も効果的です。



私が実際にリスニング満点をとったときの流れがまさにこれです。
日頃から鍛えた”英語力”を、”慣れ”でスコアに変換していきます。
TOEIC part3&4の特徴とスコアUPに必要なスキル


具体的な勉強法の前に、各Partの特徴と、それぞれに必要なスキルを解説します。
これらを知ると、全体が把握でき、勉強が体系的に理解できます。
TOEIC part3 4は、問題形式が似ています。
違う点は、問題数と、アナウンスの会話人数です。
また、Part3では、同僚同士や、客と店員の日常会話がメイン。
Part4では、スピーチやニュースのような専門分野がメインです。
part3 | part4 | |
---|---|---|
問題数 | 39 | 30 |
会話形式 | 2~3人 | 1人 |
会話内容 | 日常会話 | 専門分野 |
どちらも、1つのアナウンスに対して、3つの設問が用意されています。
アナウンスを聞き取って、その理解度を問う3つの設問の正解を、それぞれ4つの選択肢から選びます。



アナウンス中に、正解のヒントとなるセリフがあるので、あなたがそれを聞き取れるかどうかがカギになるPartです。
part3の特徴|よくある6つのパターン
part3は、2~3人の会話を聞いて、3つの設問に答えます。
パート3の設問のパターンは以下のように、ほぼ決まっています
- この会話は、”どこで”されたものでしょう?
- この会話は、”何について”話されていますか?
- この会社では、先月”どんな変化”があったでしょう?
- この男性は、”何を”するよう求められていますか?
- この女性は、次に”どんな行動を”すると考えられるでしょう?
- このセリフは、”どんな意図”があっての発言でしょう?
↑9割はこんな設問です。



パターンを覚えて”慣れ”ちゃえば、解くのが楽になるよ。
問題文を早く読む”速読力”が必要
Part3&4では、『問題文と選択肢を読みながらアナウンスを理解する』、複雑な思考が要ります。



ザ・マルチタスク!
そのため、リスニング力に加えて、英文を速く読む”速読力”が重要です。
リスニングはアナウンスのペースに合わせてどんどん進行します。
問題文を速く読めれば、それだけ余裕が生まれ、選択肢まで目を通したり、聞き取りに集中したりできます。
Part3&4では、”アナウンスを聞く”に集中するために、速読力も必須。
”聞く” に集中しないと解けない|先読みで解決!
パート3は、『一度聞き逃したら、会話に追いつけずに全く解答できなくなる』ので難しいです。
そこで、先読みで”アナウンスに集中する準備をしておく“ことが攻略のコツになります。



会話全部を聞き取る必要はないんだね。



この部分は、慣れとテクニックの項目で詳しく解説するね。
アナウンス中に設問文を読む余裕はないので、設問文は事前に読んで、”聞く” に集中すること。
アナウンス中に見るのは選択肢のみ。
part4の特徴|日常会話よりも専門的
TOEICパート4は、パート3に並んで非常に難しいです。
全部で30問。パート3よりも9問少ないです。



パート3と同じ感覚で解くことができるけど、少しだけ簡単。
なぜなら、話し手は必ず一人だから。
例えば、part3みたいに『設問で聞かれてるのは女性の次の行動だから、女性のセリフに注意しないと』みたいに注意しなくてOK。
- ラジオのパーソナリティ
- 演説
- 留守番電話のメッセージ
- 社員へのアナウンス
などがよく出題されます。
パート4ならではの特徴|日常会話と違って専門的
パート3は日常的な会話表現が多いですが、パート4は1人が喋る内容です。
つまり、登場する単語がより専門的になります。
ただし、だからといって勉強法はパート3と変わりません。単語(ボキャブラリー)は全パートで重要だからです。
必要なスキルはPart3と同じ
Part4でも必要なスキルはPart3と同じです。
- 素早く先読みするリーディングスキル
- 聞いて意味を理解するリスニングスキル



リスニングなのに、リーディングスキルも要るんだね



お互いに関係しあっているスキルだからね。どちらかが上がればもう一方も上がるよ
TOEIC Part3&4の聞き取り勉強法と対策


リスニング力を上げる勉強法と、TOEIC形式への慣れの対策を、具体的に解説します。
まずは、リスニングの勉強から始めてください。
慣れの対策は、TOEIC試験日が近くなってからで大丈夫です。
part3&4の聞き取り対策|リスニング力UPの勉強法
リスニング力を上げるもっとも本質的な部分は、『音を聞いて、意味に繋げる』練習です。
”聞く”に集中したとしても、その内容が聞き取れなかったら正解まではたどり着けません。
聞いて、さらに意味を理解するスキルを伸ばす必要があります。



それが難しいんだよ…



一気に全部を聞き取るのは無理だから、フレーズ単位で繰り返せばいいんだよ。
ここでちょっと、リスニング力アップの効果を体験してみて▼
例えば、TOEIC part3でよく使われる”とあるフレーズ”、なんと言ってるでしょうか?
聞いてみてください。
※▶再生ボタンクリックで再生。
最初は全く聞き取れないですが、このフレーズを0.7倍速にして繰り返し聴いてみましょう↓
次に、スクリプトを確認してみましょう。
こんなセリフを言っています↓
Please let me know if you have any questions.
(何か質問があれば、お知らせください。)
このスクリプトを見ながら、0.7倍速を繰り返し再生してみましょう。



あ、聞き取れてきたかも…



じゃあ、1.0倍速にしてもう一度聞いてみよう
スクリプトは見ないでね
最初より、聞き取れるようになっているはずです。
このように、聞き取れるフレーズを一つずつ地道に増やしていくことで、いずれ全体が聞き取れるようになります。
let (人) do の構文解説はここをクリック
「let (人) do」ってなに?
- 「let (人) do」は、「人に do させる」という意味です。
- 相手が何かをするのを許したり、やらせたりすることを表します。
3つのポイントで覚えよう!
1. 主語が誰?
- 誰が「させる」かを最初に置きます。
例:
I (私が)
She (彼女が)
2. 「let」の後に誰を「させる」?
- 誰にやらせるのかを「let」の後に置きます。
例:
I let my friend ~ (私は友達に〜させる)
She let her brother ~ (彼女は弟に〜させる)
3. 動詞はそのままの形(原形)!
- 「do」の部分は、「する」という意味の動詞の原形になります。
例:
I let my friend borrow my book.
(私は友達に本を借りさせた)
She let her brother play the game.
(彼女は弟にゲームをさせた)
注意するポイント
- 「let」の後の動詞は原形(toを使わない!)。
- 誰かが嫌がっているのを「強制的にさせる」場合は「make」を使います。(例:make you feel angry. あなたに怒りを感じさせる。)
例文で練習しよう!
- My teacher let us leave early.
(先生は私たちを早く帰らせてくれた) - Please let me know your opinion.
(あなたの意見を教えてください) - I let my child choose their own clothes.
(私は子どもに自分の服を選ばせた)
いきなり全部を聞き取るのは無理。聞き取れるフレーズを一つずつ増やしていくのがリスニングの勉強法。
地道な作業だが、確実で唯一の方法。



ホントだ! ”Let ~ 構文”も、一緒に覚えられたよ!
声に出して実施すれば、『シャドーイング練習』


この練習法を自分で発音しながらすると、非常に効果の高い『シャドーイング練習』になります。



シャドーイング、聞いたことありませんか?
Part3&4に必要なスキルは他にもありますが、特に『聞き取り力を上げたい』方は、Part3&4のスコアをシャドーイングで上げる方法をまとめましたので、そちらの記事を参考にしてください。


個人的にもっとも効率的に聞き取りを強化できる『シャドーイングバディ』という教材は、この記事後半でも紹介します。
聞き取るためには、基礎知識が不可欠


英語の音を「聞いて意味を理解する」には、『英単語』や『英文法』といった基礎的な知識も欠かせません。
このような土台となる知識があればあるほど、聞き取れる英語が増えます。
聞き取り勉強と、基礎知識を並行して進めると、相互に影響しあって効率がよい。
もう一つの勉強軸|TOEIC形式への”慣れ”と”コツ”対策
さて、ここまでで『聞き取りスキル』を上げる勉強法を解説しました。
この項では、もう一つの勉強軸である『TOEIC形式への慣れ』について解説します。



両方が揃わないと、せっかくの『聞き取り力』がスコアになりにくいんだったよね。
”慣れ”とは具体的に何を指すのか?
TOEICへの慣れとは、聞き取り力以外で、スコアを上げられるテクニックやコツを指します。
Part 3&4で、アナウンスが始まる前の約14秒間に設問文3つを予め読んでおき、アナウンスを聞く準備をしておくテクニックのこと。
例えば、ある程度の聞き取り力があれば、問題の先読みを練習することで、アナウンスを集中して聞きとれます。



『読む』を先に済ませておくことで、アナウンスを聞き逃さない準備ができるんだよ。
どんどん進んでいくアナウンスに追いつくために、テクニックを使って解答を効率化しよう。
スコアを上げるテクニックや裏ワザは、たくさんある
私がTOEICを7年間研究したなかで、Part3&4を効率よく正解するためのテクニックをたくさん見つけました。



自分で見つけたんだ?



スコアさえ上がればなんでもいい!そう躍起になっていたからね…
例えば、『先読みは1問目からではなく、3問目から読む』とかです。
先読みのコツ例: 1問目を逃すな!先読みは3問目から
3問目→2問目→1問目という順番で先読みすると全問解きやすいです。
設問の1つ目に備え易いからです。


パート3の理想は 1,2,3 と会話の流れを理解しながらマークしていくことです。
つまり逆に言うと、1問目を逃してしまうと、テンポが崩れてしまいやすいんです。



1問目が正解できるかどうかにかかってるんだね
パート3 4ではほとんどの場合、1問目のヒントとなるキーワードから順にアナウンス中に出現します。
そこで、先読みを3→2→1の順番にすることによって、1問目の準備が即座に整うわけです。
これが1→3の順番だと、1→2→3→1 という順番で先読みしないと1問目の準備ができません。
3問目から先読みを始めることで、無駄な時間を省くことができる。1問目を正解しやすくなる。
これら、即スコアが上がるテクニックをまとめました
このような、ちょっとしたスコアアップテクニックは、少し練習するだけで即スコアが上がる一方で、『聞き取り力を上げたい』というニーズの方には向かない内容です。
なので、別の記事に『TOEIC Part3&4のテクニックとコツ』として詳しくまとめました。



特に、私がリスニング力が低いときでもリスニング満点が取れた、”裏ワザ”は、試験直前に知れば必ず役に立ちます。
先読みを効率化する、速読力の上げ方も解説しましたので、ぜひ参考にしてください。


聞き取り力を上げるおすすめ教材&ツール|その使い方
聞き取り力を上げるツールの各特徴と、使い方を紹介します。
- 無料だけど、TOEIC学習用に最適化されていない教材
- 有料だけど、TOEIC初心者~上級者まで効率的に続けられる教材
この二種類に大きく分けられます。



あなたの事情に合わせて選んでください。
集中的に聞き取り強化!『シャドーイングバディ』


『シャドーイングバディ』は、私が使ったアプリの中で最も優秀でした。



気楽に続けられて、聞き取りがどんどん伸びるので、今も使っています。
- TOEICと同レベルの教材で練習したい
- 短期間で集中して聞き取りを上げたい
- 毎日継続しやすい教材がいい
いくつか実際に使ったシャドーイングアプリの中で、もっともTOEICPart3&4のアナウンスに近かったです。
『聞き取れない』を『聞き取れる』に変えるための、様々な研究で生まれたアプリなので、結果が出るのが早いです。



およそ、3ヶ月で違いが感じられます。
私は、リスニングがスッと理解しやすくなりました。
グループレッスン付きの、貴重なサービス
また、毎日のシャドーイングレッスンとは別に、ネイティブ講師と受講生数人での『オンライングループレッスン』があり、同じレベルの学習者同士と、英会話しながら勉強ができます。※参加は自由



仲間やライバルがいると、すごく励みになるよね。
負けないように自分も頑張ろう!って
グループレッスンがある、珍しいシャドーイングアプリで、かつ料金も安いです。
参考にしてください。




これオンリーで伸びる人もいる!『英語字幕つき海外ドラマ』


娯楽として作られたドラマでも、使い方を工夫すると、最高のリスニング教材になります。



私のリスニング力のもとは、海外ドラマによるものです。
基礎も応用も、両方鍛えられます。
- 視覚的にわかりやすい教材がいい
- 海外ドラマが好き
- 楽しく継続しやすい教材がいい
作品にハマれば、勉強時間に関係なく見続けられるので、脳内があっという間に英語脳になります。
選ぶ作品はなるべく日常的な会話が多くて、ハッキリ発音してくれる日常系のコメディがおすすめです。
日常系の作品のセリフは感情が豊かで、基本的な表現が多く、基礎を覚えるのに最適だからです。



表情や雰囲気と結びつけて覚えられるから、記憶に残りやすいんだよね
私が特にお世話になったのが”フレンズ”という海外コメディドラマで、TOEICの日常会話に近い英語を学べます。


1話が22分と短く、内容が楽しいので、継続にむいています。
必ず、英語字幕のON/OFF 機能つきで観ましょう。



英語字幕がないと、答え合わせができないから聞き取りの練習にならないぞ。
聞き取りの仕上げに『TOEIC公式問題集』


TOEIC公式問題集は、試験直前に、TOEIC純正の問題で仕上げをするのにピッタリです。
この記事で何度も解説している、『TOEICへの慣れ』を練習しつつ、聞き取りの仕上げができます。
- 試験直前に本番の練習がしたい
- 日頃の練習で、どれだけ力が付いたのか試したい
ただし、難しい単語や表現が多く含まれているため、毎日の『聞き取りツール』としては向いていません。



『聞き取り力UP』の効果を最大に得るには、なるべく単純な単語、文法の音声が向いてるんだ。



テストはあくまでテスト、練習用とは役割が違うんだね。
英語字幕つきの無料動画
無料で聞き取りを伸ばしたいなら、You Tube動画や、TED などで英語字幕を表示させて練習ができます。
- 無料でリスニング練習がしたい
- 幅広いテーマの英語に触れたい
- 焦らず、ゆっくり英語耳を育てたい
ただし、TOEICに最適化されておらず、いろんな動画に手を出すと内容や語彙レベルがバラバラになり、学習効率が落ちます。



正直、”無料でできる” 以外のメリットがありません。
TOEICを目標とするなら、遠回りになります。
「いつか英語を聞き取れるようになりたい」という目的ならアリですが、期限がある場合や、TOEICを短期間で上げたい場合にはおすすめできません。
一応、基礎的なリスニングなら、子供向けのYou Tubeチャンネルがおすすめです。
【結論】TOEIC Part3&4対策は、まず”聞き取り”→次に”慣れ”
ここまで読んでくれたあなたは、もうTOEIC Part3&4でスコアを上げるための全体像が見えているはずです。
- 聞き取り力を上げる勉強(基礎)
- TOEIC形式に慣れる練習(実戦)
この2つの勉強を、順番に進めることが最大の近道です。
まずは聞き取り練習をしっかりこなしましょう。
そして、試験が近づいたら “慣れ” の勉強にシフトすればOK。



私が実際に伸ばした順番です。
- 単語帳で単語を覚えていく
- 聞き取りUPのために、シャドーイングを1日に10~40分やる
これら練習は、Part3&4スコアに確実に繋がります。
今のあなたの弱点と思うほうから始めてみてください、必ず良い変化が表れます。



あなたのTOEICスコアUPをお祈りしています


TOEICのPart別攻略も解説しています↓リスニングが苦手な方、参考にしてください。
リスニング満点を狙うなら
TOEICリスニングで満点を取るなら、TOEIC教材よりも高負荷で練習しないといけません。
リスニング満点のための勉強法をまとめました。私が実践していた方法なので、満点狙いの方は参考にしてください。
Part3 練習問題集を作りました
TOEIC Part3 の練習問題を作成しました。
聞き流しや、試験対策に使ってください。
Part3 4はいくつ間違えてもいい? 正解数の目安
パート3 4でどれだけ正解できると何スコア取れるか目安も書いておきます。
知っていても勉強法が変わるわけではないので、あくまで参考に。
スコア目安 | Part3 全39問 | Part4 全30問 | 合計 全69問中 |
---|---|---|---|
500点 | 18 | 15 | 33 |
600点 | 22 | 18 | 40 |
700点 | 26 | 21 | 47 |
800点 | 30 | 23 | 53 |
900点 | 35 | 26 | 61 |
リスニング満点なら、不正解は3問まで
ちなみに、リスニング満点(495点)の目安は100問中97問正解です。
※その回によって採点方式が変わるので、あくまで目安。
【余談】リスニング学習で悩んだとき、気が楽になるお話
リスニングを難しく考えすぎなくていい
リスニングって結局、いろんな経験の積み重ねです。
教材を使って勉強するだけがリスニングの勉強法じゃありません。
この記事を読んで、『いくらテクニックを覚えても、英語力がないと結局解けないんじゃないか?』と思われたかもしれません。
でも、大丈夫です。TOEIC試験は、初心者にいきなり高レベルなことを要求しません。
TOEICスコアは自然と、段階的に上がっていく
パート3 4を解くには最低限、部分的に英語を聴き取る能力と、ボキャブラリーは当然必要です。
ですが、そのための練習をしているうちに 600点~700点のレベルには到達しています。
あとは、その重要なキーになる部分だけを聴き逃さないための練習、慣れが必要なだけです。
ここまで来れたら800点超えてます。
つまり、今回紹介したことを全てできるようになれば、立派な上級者です。
今回紹介したテクニックは、特別な攻略法であるとか、試験の抜け穴を突いた裏技といったものではありません。
英語はちょっとずつ上達していくもの
そもそも、新しい言語の理解というのは、こういった言葉や会話の流れのパターンを覚えること。
それと、文法などの言語そのものの理解、その両方を覚えることによって深まっていくものです。
普段の我々の日本語での会話も、会話の流れで、ある程度何を言いたいのかがわかることって多いはずです。
例えば
その日、初めて出会った人は、口を開く前からあなたに挨拶をしてくることはわかるはずです
例えば
声が小さくて滑舌が悪い人と食べ物の話をしていても、「昨日」「焼き肉」「美味しかった」という3つのキーワードさえ聴き取れれば、何を言ったのか察しはつきます。
このように、慣れや経験から、会話を理解するということは我々が日常、ごく自然にやっていることです。
映画や海外ドラマを観たりするのも経験。
つまり、TOEICのスコアも例外ではなく、あなたの英語の経験と試験の慣れとの掛け合わせによって算出されるものです。
少しずつでも継続してTOEICの問題を解いて、英語でいろんな体験をして、試験に慣れていきましょう。
Part1&2も含めた TOEICリスニング全体の勉強法もまとめました↓


こちらも是非参考にしてみてください